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2015年10月3日土曜日

健康を知る(13) コレステロールの制限値は「死亡させるため」えっï





健康を知る(13) 
コレステロールの制限値は「死亡させるため」えっï


減塩食や植物油など、この30年間ぐらいテレビで「健康に良い」と言われてきた物が実は健康に関係がないか、あるいは毒物と言っても良いほど問題があることが次々と指摘されています。

その中でも特に「メタボ騒動=厚労省が「メタボ」を突然、発表した時」の規制値ほど害となるものはありませんでした。少し厳しく言えば「犯罪」で、厚労省が発表した規制値を守って亡くなったことを証明できれば、故意の殺人罪も適応できるのではないかと思うほどです。

表紙に示しましたが、厚労省が示した総コレステロールの制限値は、140から199でした。しかし、その横(右側)に示したグラフは、コレステロールが200以下では死亡確率が高くなること、特に180以下では死亡確率(ガンや血管障害が主)が2倍以上になっています。

これは臨床のデータですから、現実にコレステロールを厚労省の制限を守ったことが原因となってガンで死亡した人が相当数いることを示しています。その方やご家族の方の気持ちになってもらいたいと思うのです。「お役所の言うことが正しい」と信じてコレステロールを下げようとし、その結果、ガンで亡くなった訳ですから、これを殺人と言わなくてなんといったら良いのでしょうか?

また厚労省の尻馬にのってテレビで放映したNHKや民放、そして新聞で「健康特集・・・コレステロールを減らそう」などと書いた記者はその理由を釈明しなければならないでしょう。マスコミは「政府が言ったから」ではダメで、むしろ政府の言うことに疑いを持って国民側で報道するために存在するのです。

このようになった原因は、このブログでも指摘しているように、第一に「縦割り医療」・・この場合は、コレステロールを200以下にすれば心臓疾患が減るので、心臓関係の医師が「ガンになっても俺の専門ではない」ということで200以下にしたのです。

また第二には、「医師は人の健康を守ることはできない」と言うことを国民が知らなかったということです。医師は「病人を治療する」ことにはたけていますが、病院には健康な人は行かないので、健康を維持すると言うことについてはほとんど経験がないということです。

でも、これほど酷いことが厚労省は学会の名前で行われ、NHKがそれを拡散していたということはよくよく考えなければならないことでしょう。

(平成27年9月22日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ


2015年5月26日火曜日

コレステロール・ショック(1) 間違いのもとはどこにあったか?



動脈硬化学会と厚労省が「コレステロールと食事は関係がない」と発表したのは、日本国民の健康にものすごい影響のある、巨大な事件です。国民の多く、特に年配者では「コレステロールは注意しなければならない。油っぽいものを食べてはいけない」と思っている人も多いし、「脂肪の少ない料理」が「ヘルシー」と呼ばれています。

エッ!一体、なに?? 本当?!とビックリするようなことですが、テレビも新聞もさっぱり報道したり、特集番組をする気配はありません。これまで50年間にわたり、ウソをついてきたのですから、自分たちの体面を考えて、金縛りにあっています。

でも健康は国民のものですから、マスコミはいっこくも早く報道して、これまでのことを訂正しなければならないのですが、さすがにこれほどのウソが長く続いたものは訂正が難しいでしょうから、このブログで少し詳しく解説します。

もともと「コレステロールは危険だ」という話自体があやふやだったのです。その理由は、

1) 戦争前の医療では医師は病気に対して「故障を直す」といういわば修理工だった。

2) 健康に悪いものを病気になる前に注意するという「健康医療」はほとんど知られていなかった。その前段階の「予防医学」が少しあったぐらい。

3) 最初のデータは誰が見ても杜撰なウサギのデータと、極端にコレステロールが多い北ヨーロッパの患者のデータだった。

4) もともと日本食には「油」というのはそれほど多くなく、特に庶民のおかずは「焼き魚、煮物、おひたし、味噌汁」の時代だった。

ところが「肉や卵からコレステロール」という「耳慣れないが覚えやすい」言葉が受けて、「俺はコレステロールというものを知っているんだぞ。偉いだろう」ということで一種のはやりになったのです。

それは1950年代の終わり頃で、朝鮮戦争が終わり、平均寿命は男65,女70で、今より15年ほど若くして死んでいた時代ですから、雰囲気もかなり違い、また、そろそろ多くの人が健康というものにも注意を払い出した時期にも重なっていたのです。

つまり、戦争が終わって命や健康に興味がわき、食事が欧米化していくなかで、「肉や卵は危険だ、注意する必要がある」と言うことになったのですから、飛びつくのも無理はなかったのです。私も今、当時の我が家に「コレステロール」という会話が入ってきた時を想い出すことすらできます。

もちろん、医師や栄養専門家の方にも問題がありました。それまで病気の治療というのが主務で、病気を未然に防ぐなどという研究も初歩、経験も無かった時代ですから、少しは謙虚でなければならなかったのですが、傲慢で断定的でした。

でも、最初の失敗は良いとして、今から30年ほど前、1980年代になるとコレステロールが危険だというのはおかしいという研究が出始めていました。でも、それをつぶしたのも、医師であり、マスコミでした。それまであまりに一方方向の報道だけが行われていたので、「食品と体内コレステロールは違う」というような意見は「変人」と見なされて、テレビにはでず、「皆と違う」ということで無視されたのです。

(平成27年5月21日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ




2015年5月10日日曜日

健康を知る006 頭脳と利己主義がなければ



「健康を知る」も第6回になり、時には少し深い話もしてみたいと思います。

動物の世界を見ると、人間と大きく違うところがあります。それは「医療や栄養学が無くても健康で、自分の死期を知って逍遙として死に臨む」ということと、「集団に寄与できなくなると命を終わる」ということの二つです。また人間に飼育された動物は野生の動物と違って、独特の病気にかかります。「鳥インフルエンザ」がその例の一つで、野鳥は原則として発症しません。「家禽病」、つまり「人間に飼われること」が病気の元になるという病気が多いのです。

つまり、健康を害し、寿命が短くなるのは、

1) 知識があるから、

2) ストレスがあるから、

3) 利己主義だから、

4) 調理しすぎだから、

と考えられます。

最後の4)ですが、これが家禽病の原因かも知れません。また3)は動物界で共通のことで、「寿命を決める健康状態」とは「個別の動物の健康状態」ではなく、「集団に寄与しているか」がその前提になります。

哺乳動物では閉経後のメスやはぐれオスの寿命が極端に短いのは「集団で貢献できない個体は健康でも死ぬ」ということを示しています。幸い、人間の社会は複雑なので、いろいろなことで「社会貢献」ができます。女性の場合は主としてお世話が有効で、男性では社会の役に立つことと考えられています。

人間、特にヨーロッパ文化は「個人が良ければ良い」ということですが、これは浅薄な考えで、人間を含めた多くの哺乳動物はそんなに簡単な運命を持っているわけではなく、「個人より集団に貢献するほど長生き」というのが普遍的な原則のようです。

この際、「自分の健康」より「社会に貢献する」ことに重点を置く「健康法」を編み出すのが良いと思います。

(平成27年4月29日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ


2015年5月5日火曜日

ぷるぷる気功 健康法

ぷるぷる気功

秘伝中の秘伝の「ぷるぷる氣功」です。
1回5分、1日3回行うと、良いとのことです。


張永祥先生のプロフィール

1950年、中国遼寧省生まれ。1986年、来日。全日本気功師会会長、
気功師養成学校校長、モスクワ医科歯科大学、元日本医科大学客員­­研究員。
日本初の気功の法人会社「株式会社三宝」を設立。


「すごい氣が出るDVDブック」での

【苫米地英人博士からのメッセージ】


近年、日本のみならず、世界中で「氣功」への関心が高まっています。

そこで、そろそろ「本物の氣功」をきちんとご紹介しよう......ということで、中国の「秘伝功」宗家である張永祥先生とともに、本書と、付属の「すごい氣が出るDVD」完全版を作りました。

今、世界中の医療関係者や研究者が、張先生の「張式氣功」の効果を確認し、研究を重ねています。
その「張式氣功」の奥義が「秘伝功」です。

本来であれば門外不出の「秘伝功」が、世界で初めてDVD化されたこと自体、歴史的事件と言っていいでしょう。

しかも、通常、基礎を修得した入門者にしか実技を指導することのない張永祥先生が、ここでは秘伝中の秘伝「ぷるぷる氣功」と「太極球」を実演されているのですから、付属のDVDは、非常に価値が高いといえます。

氣功経験者や、敏感なかたは、DVDの画像から「氣」が発せられているのを、ビリビリ感じられることでしょう。氣は本質的に、時空を超えて、送ることも、受け取ることもできるのです。


張 永祥先生の気功関連の書籍

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2015年4月4日土曜日

健康を知る001 お金にまみれた健康



自由な社会と資本主義は、アダムスミスが言った「神の手」が働いて自動的にうまくいくと今でもほぼそのように考えられているけれど、貧富の差が開いたり、まじめに働いていても金融危機など全く関係ないことで解雇されたりする社会でもある。

そう、お金は人生にとって大したことは無いとは言っても、やはりお金はお金である。でも、やはり人生にとってもっと大切なものの一つは「健康」だろう。その健康までもお金に翻弄されている。

一番、危惧されているのは、たとえば高血圧で、血圧の「基準」というのを10下げると降圧剤が4000億円ほど余計に売れると言われている。だから少しずつ血圧の基準が下がってきた。

私の若い時代は、正常血圧=年齢+90 だった。だから70歳の人は160が「正常血圧」になる。ところが、いつの間にか(高血圧の研究が進んでというのが正しい)年齢とは関係なくなり、150,140,130と減ってきて、2014年に血圧騒動が起こったときには「至適血圧」は120まで下がっていた。

血圧の問題は別の機会に整理をするけれど、お年を召した方で血管がやや硬化している場合、120まで下げると「毎日、ぼーっとしていて、ただ生きているだけ」という状態になる場合もある。

だからといって犯罪としては取り締まられることはない。もともと刑法はそんな複雑な仕組みを想定していないし、警察は乱暴な犯罪に追われているから、そんなこと医師の方でやってくれということになる。

時々、「降圧剤の効用についての論文に作為があった」というような事件が大々的に報じられる。もちろん「降圧剤を使ったら、こんなに効果があった」という論文が続くと、その薬の販売量は増えるだろうから、いかがわしい研究者が製薬会社からお金をもらって書くことも、人間だからあるだろう。

でも、それも氷山の一角であり、今の貧弱な刑法では太刀打ちはできない。

血圧ほどはっきりしていなくても、次回に整理する「植物油」問題がある。なかなか巧みで、まず肉食が主体の欧米の病気の例を大々的に報道し、それに数ある動物実験のなかで都合の良いものを取り出して、これもマスコミに宣伝させる。

それが第一段階で、日本人にはあり得ないような高いコレステロールの患者さんを示して、「コレステロールは悪だ」という宣伝を繰り返す。それが10年も続くと、日本人の多くが「コレステロールは悪だ。動物性脂肪をとらない方が良い」ということになり、さらにテレビが「さらさらサラダ」などという番組をやり、日本だけで販売されている「サラダ油」というものが売れる。

ところが、植物油だから健康に良いなどというほど単純ではない。もともと毒性が強く食用に向かない菜種油のようなものがあるのは昔から知られている。ただ、食物の歴史をみんなが知っているわけでもないので、主婦はテレビで言っているとおりを信じて、植物油信仰が固定する。

これも犯罪になりにくい。悪い植物油を食べても、せいぜい不妊、性欲減退、神経症などになるが、急性の病気で死ぬわけでもないし、ある人に子供ができなくても、それをその人がそれまでに食べた食材との因果関係を証明するのは不可能である。

そこで、このシリーズでは「刑法でも、社会的にも糾弾されることはないけれど、食材や食品加工などで危険なものを、「純学問的」に整理」して少しでも毎日の食生活が安全になるように考えていきたいと思う。

「これを食べれば」というものではなく、「こう考えるとより安全になる」と言うことなので、ややまどろっこしいと思うけれど、現代のお金本位の社会で、安全な食生活を送ろうとすればどうしても知らなければならないことを示したいと思う。

(平成27年4月3日)

(出典:武田邦彦(中部大学)ブログ





2014年12月24日水曜日

斎藤一人 1000年たってもいい話



面白い話の中にも、役立つ話がたくさんありますね。

1.しあわせのなり方
2.人は困らない
3.成功の仕方
4.経済の話
5.健康の話
6.地獄の話
7.供養の話
8.来世、幸せになる方法
9.道の話



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