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2015年8月14日金曜日

「情熱」を持ち続ける心構えがあれば、人生は必ず開ける ~ 慈眼寺住職・塩沼亮潤氏

何事も、情熱を持って、やりとげることが大事ですね。


2015/07/21 に公開
慈眼寺住職・塩沼亮潤氏
あすか会議2015

第1部 全体会「1300年の歴史で2人 大峯千日回峰行満行を経て辿り着いた世界とは」


1300年の歴史を持つ吉野・金峯山寺開創以来、2人目となる大峯千日回峰行満行を果­たした塩沼亮潤大阿闍梨。

1日48キロの山道を千日間に亘って歩き続ける過酷な行の中­で、何を自問し、対峙してきたのか。断食・断水・不眠・不臥を9日間続ける四無行満行­を経て見えた世界とは何か。

挫折と挑戦を繰り返すすべての人たちに贈る言葉(視聴時間­47分30秒)。

塩沼 亮潤氏
慈眼寺 住職
堀 義人 ( モデレーター )
グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

【ポイント】
・修行で見えてきたものは「ありがとうございます」という感謝の気持ち、「本当にごめ­んなさい」という反省の気持ち(6:30)

・同じことを繰り返すことで見えてきたのは「情熱を持ち続ける」ということ、「誰かの­ために尽くす」ということ(7:45)

・人間には避けられない「四つの苦しみ」がある。愛別離苦(愛する人といつか別れる苦­しみ)、怨憎会苦(嫌な人に会う苦しみ)、求不得苦(求めるものが手に入らない苦しみ­)、五蘊盛苦(心身思いどおりにならない苦しみ)(14:15)

・日常のままならないことをコントロールするためには「三つ心構え(忘れ去ること・捨­て切ること・許し切ること)」を持つ(23:00)

・人間は「光から光へ生きていく人間」「光から闇へ生きていく人間」「闇から闇へ生き­ていく人間」「闇を転じて光ある世界を生きていく人間」の四種類(24:40)

・心の針がマイナスに向かずに常にプラスに向くようにする「心構え」があれば、人生は­必ず開ける(31:10)

・自分の使命・志がわからない人はどうすればよいか?(32:20)

・心が折れる、くじける人はどうすればよいか?(36:20)

・リーダーの人に考えて欲しいこととは?(38:30)

・利他(他人の利益)と自利(自分の利益)の関係性について(41:10)

・死を意識した時に見えてきた世界はどのようなものか(42:00)

(肩書きは2015年7月4日登壇当時のもの)

(出典:GLOBIS知見録



死の極限をこえて
Ngo未来大学院=NGO FUTURE SCHOOL



2014/12/07 に公開
仙台市出身の塩沼亮潤さんは高校卒業と同時( 19歳の5月6日 )に迷わずに修行の世界に入りました。

そのきっかけはテレビの放送の中に見た40歳過ぎた男性が千日修行される姿でありその苦行の日々が紹介されていました。

このテレビでの修行の様子を見ながら大変なことだと思いつつ自分にとってとても大事なことであるように思うようになったそ­うです。

修行に入ってからは毎日 毎日 九年間 一日も休むことなく どんなに体調が悪くとも休まずに連日 往復 48km以上を 山あり谷ありの厳しい環境の中で往復して修行しました。

足を滑らせると谷に落ちて死んでしまうかもしれない。 

強風な台風がやってきても止めるわけにはいかずとにかく命がけの修行・・・・・草わらにマムシが いて毒牙でやられるかも知れない・・・・そのようなさまざまな危険な場面に直面しても苦行をつづけました。

いったい 命と引き換えの修行の意義とは 何だろうか・・・・。

塩沼さんは 修行に入った ちょうど494日目に 体調をくずして下痢と高熱で もう ダメかと思ったときに もう死ぬかも知れないと。 495日目には めまいをして もうだめかもしれないと 思いつつ意識が ぬけていったかと思う その瞬間に生涯展望( Life Overview )を体験しました。

この大地に命をさずかり生まれたころの時から現在の修行にいたるまでの日々が 瞬間的に展開し やがて 心の底から勇気が 情熱が 湧き出てきたとのことで この難局を乗り越えられそうな 死の苦しみをもこえたパワーが 湧き出てきて 残りの苦行を後押しして下さったとのことです。

現在では 死は 怖いものではなくなり 限られた与えられた命を全うして この地球での人生を最後まで すなわち死の直前まで 誠実に生きたいとしました。   今回は ほんの少しの資料ですが 紹介いたします。




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