「潜在意識の旅路」vol.3へようこそ。
前回は、私たちの心に「顕在意識」と「潜在意識」という二つの顔があり、顕在意識が蒔いた「考えの種」を潜在意識という肥沃な畑が育む、というお話で、私たちの思考が現実を創り出す驚くべきメカニズムに触れましたね。
今回は、その「種」がどのようにして現実の「実り」となるのか、その鍵を握る「信念の法則」について深く掘り下げていきたいと思います。
• 「信念」とは、あなたの心そのもの
本を読み進める中で、私は「信念」という言葉の重みを改めて感じました。
それは単に何かを信じ込むことではなく、「あなたが心に思うこと、願うこと、そしてあなた自身の力を信じること」なのだと。
そして、重要なのは、十字架や仏像といった外的な対象物そのものに力があるのではなく、「あなた自身、つまりあなたの心の中の思い」が結果を引き起こすという点です。
つまり、信念とは、私たちの心そのものが持つ、未来を形作るエネルギーの源泉だと言えるでしょう。
私たちは皆、自分の中にこのパワフルな創造主を宿しているんですね。
• 信じたことが、あなたの現実になる
前回の「心の畑」の例を思い出してください。
潜在意識は、私たちが蒔いた種(考え)を忠実に育んでくれる、と言いましたよね。
今回の「信念の法則」は、まさにその延長線上にあります。
「信じた結果、あなたに起こる出来事やあなたの状態、あなたの経験、それらすべてが潜在意識の働きと考えていいでしょう」。
これは、私たちが心の奥底で何を信じているか、何を当然だと思っているかが、そのまま目の前の現実として現れる、ということを意味します。
もし「自分には無理だ」と信じていれば、その通りの現実が。
もし「自分にはできる」と信じていれば、その通りの現実が。
私たちの心の奥底の確信が、未来を創る羅針盤なのです。
• ネガティブな「思い込み」を手放す勇気
著者は、「誤った信念や恐怖、迷信などにとらわれてはいけません。これらネガティブ、つまり消極的な考えや感情は、真実からあなたを遠ざけてしまうだけです」と、はっきりと私たちに警告しています。
ネガティブな思考は、まるで心の畑に蒔かれた雑草の種。
それが育ってしまうと、せっかくのポジティブな願いの芽が育ちにくくなってしまいます。
だからこそ、私たちは常に「心 の調和を保って健康で平和な状態を維持」し、「ポジティブな(積極的な)生活状態でいる」ことが大切なんです。
そうすることで、「奇跡が起こります」とまで言われているんですよ。
オペラ歌手のカルーソーが舞台での恐怖を追い払った話は、まさにこの真実を物語っていると感じました。
この「信念の法則」を知って、私は改めて自分の心の中を見つめ直す大切さを実感しました。
次回は、この「心の畑」に、どうすればもっと良い種を蒔き、私たちの願望を叶えるような強い「信念」を育んでいけるのか、その具体的なヒントを探っていきたいと思います。
あなたの人生は、あなたの信念が創り出す、無限の可能性を秘めた物語。
一緒に、最高の物語を描いていきましょう!
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