今回は、この神秘的な力を動かす「心の仕組み」、特に「顕在意識」と「潜在意識」という二つの意識の相互作用に焦点を当てていきましょう。
🔷私たちの心は、まるで広大な「畑」のようだと想像してみてください。
そして、私たちが普段考えていること、意識していること、つまり「顕在意識」が、その畑に蒔かれる「種」なのです。
もしポジティブな考えの種を蒔けば、あなたの人生にはポジティブな結果が実り、ネガティブな考えの種を蒔けば、残念ながらネガティブなものが育ってしまう、というわけです。
潜在意識は、この畑の土壌のように、あなたが蒔いた種に「実に忠実」に応えてくれるのですね。
さらに分かりやすいのが、「船とその船長」の例えです。
私たちの「顕在意識」は、人生という名の船を操る「船長」。
そして「潜在意識」は、その船長の命令に忠実に従う「乗組員」に例えられます。
もし船長が誤った指令を出したとしても、乗組員は命令通りに動いてしまいます。
なぜなら、船長こそが主人であり、乗組員は絶対服従だからです。
これはつまり、私たちの顕在意識が
「無理だ」
「どうせダメだ」
というネガティブな思いを抱くと、潜在意識はその命令を真に受けて、
まさにその通りの現実を創造してしまう、ということです。
🔸恐ろしいと思いませんか?
キノコが嫌いだと意識すれば消化不良を起こし、夜コーヒーを飲めば眠れなくなると信じれば、眠れない。
あるいは、「自分には夢でしかない」と思い込めば、潜在意識はそのチャンスを与えてくれない。
潜在意識には「良い悪い」の判断がなく、ただ顕在意識の思考を忠実に実行するだけなのです。
🔸だからこそ、顕在意識が発する「考え」の質がいかに重要か、痛感させられます。
この本では、顕在意識が「門番」として、潜在意識にマイナスな考えが流れ込まないように見張るべきだと説かれています。
私たちが意識的に「良い種」を選び、潜在意識という肥沃な土壌に蒔くこと。
そして、ネガティブな考えが入り込もうとしたら、この「門番」がしっかりと防ぐこと。
それが、人生を望み通りのものに変えるための、第一歩なのですね。
次回は、この「信念の法則」について、さらに深く掘り下げていきます。
私たちが「信じること」の本当の意味、そしてそれがどのように現実を形作るのか、
🔸どうぞお楽しみに!
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